夏休み DAY:6 君たちはどう生きるか|映画館まで、小学生と自転車で片道40分
7-26-2023

ネタバレは、しないつもりだよ
夫が遅番の日。
15時頃に出勤するのを見送って、さて今日の夕ご飯は何にしようかな、食材買いに行かないといけないかな〜なんて考えていたら、むすめが急にモリモリと夏の生活を頑張りだした。
お、どうしたどうした、えらいじゃん。
「‥‥‥ 」
ん?なんか言いながら解いてる。
「‥ 映画見に行くから。」
あぁ〜
午前中に言ってた「今日“君たちはどう生きるか“行こうよ!」ってやつ、本気だったんだね?確かにね、かーちゃんが映画安いの水曜日(つまり今日)なんだよねっていう話をしたもんね。
夏休みに入ったばっかりだし、まだまだこの後もチャンスあるかなと思って完全に油断してたよ。慌ててスマホで上映スケジュールを確認する。お、17時45分から20時過ぎまでの回なら行けそうじゃん。
「じゃあ16時半に出発ね、それまでにキリのいいとこまで宿題しといて。」
「やったー、やるやる!」
てことで、連日の猛暑のおかげで昼にはカリカリに乾く洗濯物を畳んで片付けたりして整えて、夜のお出かけに備える。にーちゃんたちには、ふたりで君たちはどう生きるか観てくるから、お腹が空いたら適当になんか食べといてって伝えておく。まだこの映画を観てない(長男はすでに観たらしい)ついさっき部活から帰ってきて汗だくヘロヘロの次男に「いいな〜、映画」なんて言われながら、いざ出発。
夏の午後、自転車を漕ぐわが子の背中
自分の子が自転車を漕ぐ後ろ姿。
‥好きなんだよね〜。
一生懸命(かどうかはわからないけど)、一足ずつ踏み込んで、前に進んでいく背中。

そんな事を思いながら「自分のペースでいいよ、(電動自転車でラクラクの)かーちゃんは合わせてついてくから」って走ってたけど、道が合ってるか不安だから「帰りは、かーちゃんが先に行ってね」って言われてしまった。
いざ、鑑賞。何にも知らなすぎてワクワクする体験

事前に知ってる情報は、このポスターとタイトルと、それからジブリの公式Twitterの「カヘッ」、そして長男の「よかったよ。」くらい。長男が家で主題歌の『地球儀』を流しかけてたから、ちょっと待って観てからで!って止めてもらった。
こんなに何も知らないところから、大きな期待を持って観始める映画なんて初めてだ‥
そんな経験も含めて、見終わって
は〜‥よかった‥
何度も反芻しながら、いろんなシーンごとに自分が感じた想いを、深めていきたい。
(もう一回スクリーンで観たい。)
初めから最後まで、誰が、何を、どんなふうに、どんな時代で、、そういうことが何もかもわからない状態で映画館の椅子に座ってる2時間ちょっと。でも宮崎駿作品だから面白くないってことはないだろうっていう安心感。え?こんななの?え?これでこの後どうなってくの?え〜、あ、おぉ〜‥
こんな経験、この先もう二度とないかもね。
帰り道、木の葉の影の向こうに見た月のことも、きっとずっと忘れないよ。
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