2020-11-24

星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙-|美しいものを観て心が満たされる‥


大切なものがまたひとつ、心の中に

ダンサー・アオイヤマダさん出演の舞台、「星の王子さま-サン=テグジュペリからの手紙- 」を観てきました。

無邪気に自由に跳ね回る、アオイちゃんが演じる星の王子さま。

繊細で大胆なひびのこづえさんが作る衣装と、無駄なものが少しも感じられないダンサーの方々の身体のシルエット。

生演奏の音楽、日比野克彦さんの舞台美術、森山開次さんの演出、そして踊り。

坂本美雨さんの心に滲みる優しい声と、ダンサーの激しい動きで漏れる声、倒れ込んだあとの荒い息遣い。

いままで知っていた『星の王子さま』という世界がこんなにも美しいものになった瞬間に立ち会うことができて、しあわせな気持ちでいっぱい。

5月の末からバレエを始めたむすめとこの時間を共有できたことも、とてもうれしい。まだたどたどしさが可愛い彼女も、いつかあのバラのように美しく舞う日が来るのかな‥

大切なものは、目に見えない。

本の中で王子さまに向かってキツネがそう言うけど、でもあの歌声を思い出すたびに、心の中に積み重なった大切なものを想うことができる。

宮河愛一郎さんが演じた「実業家」を思い出しながらまた本を読み返すの、面白そうだな:)

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA