課題の分離と勇気づけ|わかってても失敗はつらいし成長ってたいへん だからたのしいんだけどね
中1 思春期 なかよくけんか
習慣化できたらいいなと思うことになかなか取り組むことができない中1男子が、もやもやしている。
ちゃんとやれたときは調子よくて、できないときはふてくされて‥
大事な心の成長段階なんだろうけど、そんなもやもやをいつも受け止めてあげられるほどには大人じゃない自分とも向き合うことになる。
口うるさく言うのは違うだろうし、ほめておだててっていうのも違うよね。
いろいろぐちゃぐちゃと悩んでしまう‥
アドラー心理学の「課題の分離」と「勇気づけ」
“アドラー心理学”の「課題の分離」と「勇気づけ」。
この考えを知ったとき、子どもたちと暮らす中でとても大切な考え方だなーと思ったんだけど
これ、実践するのすごく難しい‼︎
「課題の分離」だけを切り取ってしまうと、生活習慣や学校の宿題、人間関係などなど「これは子どもの課題だから」と切り離してほったらかしにしてしまうことになる‥
うーん、それはちがうよね。
いやでも、まずそこの分離がちゃんとできることは大事だと思う。そう。宿題をやるもやらないも、子どもの課題。やらないからって責めない、やるかどうかは自分で決めればいいよ。
で、そこからの「勇気づけ」。
遊びでもなんでもやりたいことは思いっきり楽しんで心を満たす。なにかに挑戦したくなったとき、失敗したっていいんだ、やってみよう‼︎と思える強さが持てるように。
難しいな、やり方わかんないなってときは一緒に考えよう。
つらかったら、困ったら、いつでもここにいるからね。
いつでもいるよ ありのままで
そうだ。いつでもここにいるよって、したいんだ。
子どもたちがキラキラした目で、勇気をだして興味を持ったことに挑戦して、失敗したりくじけたりしても大丈夫。またわくわくで満たされるまで、すごろくの「1回やすみ」に何回とまってもいいんだよ。ここで待ってるから。
って。
かーちゃんもね、いつもいつも元気で笑顔で受け止めることはできないけど。体調わるいときだってあるし、機嫌わるいときもある。ぶつかり合うこともある。
ごめんよ。でも、それがあたりまえだよね。
みんな誰かが元気ないと、心配になるし元気になってほしいって声をかけたりちょっかいだしたりするもんね。そうやってみんなで「勇気づけ」し合ってるんだ。
失敗を認められる強さを持つ
これまでたくさんの子たちと接する中で、言葉の受け取り方ってひとりひとり全然違うんだなーと思ったから。だから「勇気づけ」って難しいと思うし、勇気づける方も元気じゃないとできないし。
気づかないうちに「勇気くじき」しちゃってることもある。
でも誰だって、間違える。失敗する。
そんなとき、間違えたことに言い訳しないで、間違えた自分を責めないで、その失敗のつらさを乗り越えて「また次へ!」そう思えたらいいね。
まだまだ自分を責めて考えすぎちゃうとこあるけど‥それもまた自分、なんだね。
たくさん笑って、たくさん泣いて。
いろーんことを、たのしみながらやっていこう:)
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