向き合うことの大切さ|子どもたちに気づかせてもらう大切なこと
学校、仕事、日々の生活。
いろいろと思うことはあるけれど、深く考えずにこなしているだけでもそれなりに成り立ってしまっていた、これまでの日常。
でもいま、そういう生活ではなくなってしまったし、これから先もどうなっていくのかわからない。
これまで以上に自分と向き合うことの大切さを感じる日々のなかで、子どもたちとの暮らしで気づかせてもらった「当たり前だけど、忘れがち」ないろんなことを、ちゃんと言葉にして残しておこうと思う。
積み重ねるって、簡単じゃない
この4月で小学2年生になった、7歳の長女。
小学生になって、学校での勉強がはじまって、宿題に付き添ったり休校期間の課題に取り組んだりしていると、地道なちいさなちいさな積み重ねの大切さに気づかされる。
たとえば、音読。
教科書のなかの、習いたてのひらがなを目で追うだけでひと苦労。
はじめのうちは、たどたどしく。
同じ話を何度か読むうちに、話の内容を理解して、文字を追うことにも慣れてきて(お手本を聞くうちに暗唱しちゃったりもして)、少しずつうまく読めるようになってくる。
たし算やひき算、漢字の練習や文章の書き方‥いろんなことが、その調子。
はじめの全然わからない時、鉛筆で字を書くことにすら慣れてないうちは、ほんのちいさなことが大変で、つらくて、めんどくさくて、すぐに頭がぼわぼわ〜っていっぱいいっぱいになって。
「もうやだ‼︎」
って、涙をにじませながら机に向かうことも。
見守り支える方も、どうにかたのしく前向きに取り組めるように工夫をこらしたりするんだけれど、でもやっぱり何度だって
「えーんもうやだ、めんどくさい〜」
ってなっちゃうし。
つらい時こそ「たのしい」に変えて
でも、もうやだーってなりながらも、励まされたり、たのしめるやり方を探してやってみたり、くじけず地道に繰り返したり。
そうすると、ちょっとずつ、ちょっとずつうまくなって
ふと気がつけば
前にはできなかったことが、ちゃんとできるようになってる。
今じゃ「九九なんてできて当たり前」と思ってる長男や次男だって、ちいさい頃にはそんな風にしてがんばってきたんだもんね。
繰り返しの練習の
「苦しいな、つまんないな‥」
を超えた先にある、
「できた‼︎たのしい、うれしい‼︎」
の経験を重ねて
“苦しいことは、ただ苦しいんじゃない、
なりたい自分に近づく一歩。
「苦しい」は、自分のチカラで
「たのしい」に変えられるんだ。”
ってことを、何度だって思い出させてもらう。
どんなときも、プラスの言葉をかけ合いたい
新しいことをはじめるって、
そしてそれを続けていくって、
簡単なことじゃない。
「好きなことなら自然と続けられるはず」
なんて言ったりするけど、
でもやっぱり、もっと前に進みたい、うまくなりたいって思ったら、壁にぶつかることもある。
何気なく言われた心ない言葉に挫かれて、もういいやって逃げたくなることもある。
そんな場面もたくさん経験してきたからこそ、
どんな時でもプラスの言葉をかけ合って
壁の向こうを目指してがんばるチカラを生みだして、
「がんばることのたのしさ」を
これからも、みんなで共有していけたらいいな。
こんなにも自分と向き合いながら、これからどうすべきか、どうしたいかを考えながら日々を過ごすことなんて、いままでなかったもんね。
いろいろあるけど
なんだっておもしろがって、どこまでも進んでいこう:)
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